ドサ日記 雑草帝国の辺境

都会人もすなるブログといふものを、田舎者もしてみむとてするなり。

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メイド服、巫女衣装で萌える?

青森県を車で迷走する、2日目の行程

この日から、全国的にも有名な弘前さくら祭り期間に入ります。
でもまだ全然桜は咲いていませんけどね。
この日はレンタカーを借りて、ミニ白神の方へ行こうということで、本来の予定では七時半に借りようと思っていました。……寝坊してしまったこともあるのですが……レンタカー屋さん、八時半からしか開いていません。しかも、融通をきかせてちょっと早く開けてくれることもなかったです。この辺は、本当のド田舎だったら、融通をきかせてくれるんですけどねぇ、利尻、礼文みたいなところなら。なまじっか街で、しかも競争相手がさほどいないから、商売がゆったりしていますね。
で、車に乗って走ってみると、やはり道が狭いです。歩道というのがほとんど無く、道の脇はすぐ電柱、すぐ家の軒。だから建物の中にいると、ちょっと大きい車が通っただけで地震みたいに揺れますし。そもそも大型車、ってほとんど見かけません。一番大きいのはバスでしょうか。続いて4トンくらいのゴミ収集車。工事現場ではたまに大型ダンプがいますが、平ボデートラックやユニック車なんかは、車体が短い2トンくらいのタイプが多いようです。そりゃロングじゃ、細い路地なんか走れませんし。乗用車だって、大きなRV車なんてのは少なくて、セダンやワゴン車も少なく、小型乗用車が多いです。
国道3号線を通って西へ向かうのですが……これも国道というより、田舎山道ですね。狭くて、曲がりくねっています。
岩木山の麓部分とはいえ、次第に標高が上がって行くためか、道路脇の畑などにはまだかなり雪が残っています。

岩木山神社へ行きました。
国道三号線沿い、弘前から西へ向かって行くと、右側にあります。境内の入り口部分が広くなっているので、かなりの台数の車を停めることができそうです。その駐車場には安堵館、という建物があって、要はトイレです。
そこからちょっと上り坂の参道を行くと、守札授与所があり、途中に鯉か何かの魚が泳いでいる池があって、そこから先の楼門の向かって右手に禊所があります。要は手水場です。結構大きいひしゃくが幾つかありますので、それでながれている水をすくって、お清めをしましょう。お清めの作法は……書いてなかったような気がしますが、普通でいいんじゃないでしょうか。片手を清め、ひしゃくを持ち替え逆の手を清めて、更に持ち替えてもう一度、最初に清めた側の手を清めて、最後に、ひしゃくの水を掌に受けて、その水で口を清める。本当に口に入れるのではなく、軽く唇を湿らせる程度で。
楼門の手前の所には、右側と左側に邪鬼か悪鬼のようなものがへばりついているのがなんとなく気になります。なんなんでしょう?
楼門の格子の中には、偉そうなヒトガタの像があります。これは右大臣と左大臣だそうです。
楼門をくぐって中に入ると、中門をくぐり、大きな建物があります。そこが拝殿で、お賽銭を投げて参拝。ちなみに本殿というのは拝殿の更に奥にあるようです。一般人は入れない、のかな?
守札授与所の巫女さんにお話をうかがったところ、この神社はお山の神様の他にも、龍神様やお稲荷様も祀っているそうです。パンフレットもいただきましたが、坂上田村麿の神社、というべきらしいですね。西暦800年に坂上田村麻呂が再建した、というのが正しいらしいですが、詳しい歴史については長くなりそうなので省略。
ちなみに、森鴎外(『山椒太夫』の作者でもありますね)の『渋江抽斎』や、太宰治の『津軽』の中で、安寿と厨子王の安寿姫が岩木山の神になった、という伝説がある、と書かれているのですが、パンフの中には書かれていませんでしたし、ウィキペディアで調べても、(現時点では)安寿姫のあの字も載っていませんでした。あれ、神社の公式見解の中では認められていない、のでしょうか?
ちなみに巫女さんの袴は、いわゆる朱色ではなく、あずき色というか、臙脂色っぽかったです。神社で祀っている神様に通暁しておられた通りですが、アルバイトではなく本業だそうです。
1000円強の初穂料を納めておみくじといくつかお守りも買いました。小吉。花まもり、というのが良さそうです。12カ月ごとに花を描いたコンパクトなお守りです。行ったのが四月ですので、四月のさくらお守りがよく売れているようでした。さくら祭り期間ですしね。
佐久間真希さんなら、梅が好きだし、二月生まれなので、「忠実、けがれのない」の花ことばを持つうめのお守りを買うだろーなー、ということで。
岩木山神社パンフとお守り

岩木山神社のパンフレットと、花まもり、竜珠パワー守。

車に乗って、更に西進。途中、桜並木がある区間を通ったのですが、全然花が咲いていないため、往路も復路もまったくそうだと気付きませんでした。
鰺ヶ沢町に入って、ミニ白神くろもり館へ。
世界遺産に登録された白神山地の、もちろん核心地域でもなければ緩衝地域でもないのですが、要は白神の端の端の方であっても、割と気軽にブナ林を体感散策できる、ということで。散策も、短めのコースとちょっと長めのコースがあります。
入山料は、大人300円。「えー、有料なの?」と言う人もいるかもしれませんが、有料だからこそ、本当に白神山地の一部に入るんだなーと実感できる部分もあります。
この時期は、遊歩道にはまだがっつり雪が残っているので、無料で借りた長靴に履き替えてスタート。
やはりまだ雪が深いだけあって、花は、まだあまり咲いていなかったです。あと、遊歩道の距離は、ネットで検索でもすれば出てきますが、結構斜面がきついです。ご年配の方にはかなりツライかも……と言いつつ、結構ご年配の方も歩いておられましたけどね。みなさんお元気ですねー。雪に足を取られる、ということもありますし、私はへろへろでしたよ。函館で買ったキャラメル舐めて糖分補給しながら歩きました。
長いコースの途中、クマの爪跡が刻まれている木とかあります。看板が出ているので見落とすことは無いと思いますが、木の表側だけでなく、裏側も忘れずに見ましょう。
聴診器で、ブナが地中から水を吸い上げる音を聴ける、という所もあります。てか、聴診器というものを初めて使ったので、それで自分の心臓の音を聴いてみて、むしろそっちが新鮮でした。水を吸い上げる音は……よく分からなかったです。もしかしたらこの時間は吸い上げていなかったのか……真相は分かりません。
水がわき出している泉、も見てきました。確かに地中から、水が出ていますね。でもファンタジーとかでよくあるような、泉で水浴びというのは、小さすぎて無理っぽいかななんて思いました。
まあこの季節なので、緑が濃いわけでもなく、花がたくさん咲き乱れているわけでもないのですが、樹海だなあと感じました。
ま、いい運動になったということで。旅行雑誌とか見ると、緩衝地域に近い方へ行けば、もっと長い本格的な登山コースとかもあるようですが、白神山地だけを見るために来た人なら別ですが、時間ばかりかかって大変だし、弘前の他の魅力を味わう時間が無くなってしまいますので、この辺の1時間半くらいのコースが丁度いいのではないでしょうか。弘前からミニ白神に移動して来るだけでもそれなりに時間食いますしね。
さあもうお昼なので、帰りは嶽温泉郷の食事処マタギ亭で昼食。マタギというのは、猟師のことです。名物はマタギ飯。
そのマタギ飯もある嶽定食というセットを食してみました。2500円也。食前酒、も出たのですが、車なので当然パス。
で、マタギ飯は、卓に出てきてから固形燃料に火をつけて、30分くらい、火が消えてから蒸らすのに時間がかかります。その間にどびん蒸し、というか鉄びん蒸しに火をつけて、火が消えた頃にマタギ飯もどびん蒸しもできあがりです。
かなり時間がかかるのですが、嶽定食は他にも色々ありますので、そちらをじっくり食べて待ちましょう。季節による山菜料理三品。選択メニューの鹿刺し。選択メニューの鮎の塩焼き。それぞれ素朴な味で美味しかったです。
鹿肉は、真っ赤ですね。モロ赤身。臭みとかあるかとも思ったのですが、全然平気でした。赤身ですから、コクとかそういうのは無いかもしれませんが、あっさりした中で、おろしショウガと薬味の風味でおいしくいただけます。
鮎は、塩焼きではあるけど、塩分控えめの味付けのようです。川魚っぽい地味な味わい。
マタギ飯は、タケノコ、舞茸、人参、その他色々山菜も入っているようです。んで、キジ肉も入っているらしいです。確かに細かい肉は入っていましたが、それがキジだったのかな?釜飯系としては、おこげともうちょっと肉っ気がある方が好みですが、これはこれで、山菜が多くて味付けもあっさりで、ヘルシーな感じですね。
その後は、長勝寺。駐車場(というか、単なる隣接した空き地。当然無料)に車を停めて、……本堂は工事中で、全面足場で覆われていました。立派な門だけは見ることができました。別にいいんですけどね。中学の修学旅行の時に長勝寺は見ていますし、その時にミイラも見ていますので。今回も、長勝寺は軽く流すつもりでした。
参道を歩いて、禅林三十三ヶ寺を眺めました。こちらは、古い、というよりボロい寺から、現在新築工事をしている寺まで、色々あるようです。外から眺めるだけですが。長勝寺も含めて全部曹洞宗だとか。
途中、というか参道では長勝寺から一番遠い場所に、栄螺堂という八角形のお堂があります。赤っぽい外観。外見は八角形ですが、中は、サザエのように外側を巡る螺旋階段になっている、だとか。もちろん中は見ていないのですが。
ちなみに、「栄螺」という漢字は、サザエと読みます。貝のさざえですね。……ふーん、あの長寿マンガの主人公は、漢字で書くとこんなすごい字なんですね。深螺さんにも匹敵しそうだよ……
八角の栄螺堂


そのまま歩いて天満宮へ。ここは別に観光名所とかではなく、普通の天満宮ですが。行ってみると、意外と小さくてぼろかったです。
駐車場まで歩いて戻って、追手門広場へ。観光館の地下駐車場に停めて、観光館のトイレに寄ってから、旧弘前市立図書館へ。
旧弘前市立図書館

瀟洒な建物ですよね。入場無料で、中もあちこち見て歩くことができます。館長室とか。

お次は、すぐ隣にあります。
旧東奥義塾外人教師館

旧東奥義塾外人教師館。

旧外人教師館と旧図書館

こんなに近い!
一階は現在喫茶店として使われているスペースがほとんどですが、二階は良かったです。あ、ここも入場無料です。

きしむ階段

二階へのきしむ階段。

二階ホール

二階ホール。

廊下の本棚、星の王子様

廊下、というか二階ホールの本棚。写りは悪いですが、中央の本が星の王子様です。

寝室、書斎、子供部屋などがあります。

子供部屋、ベッド

二階左手、子供部屋、ベッドとたんす。

子供部屋、机、木馬

反対側から撮った子供部屋。机、木馬。

子供部屋の絵本

子供部屋の絵本。動く絵本です。

動く絵本、2枚目

右下の部分を引っ張ると、ぺらっとめくれて二枚目の絵が出てきます。

動く絵本、3枚目

さらに引っ張ると三枚目の絵が出てきます。

ファンタジーや、あるいは現代モノでも、「洋館」というのがよく出てきます。なんとなく、フィクション仕様で作られたイメージのものが多いような気がします。この外人教師館って、本当に洋館ですよ。

寝室、洗面台、化粧机

夫婦の寝室。洗面台、化粧机などがあります。

外人教師館書斎

書斎。なんというか、これはさすがに風格があります。

書斎、本棚

書斎。本棚。机の上の燭台が気になったのですが……

書斎、燭台、ロウソク

机の引き出しの中には、なんとロウソクが……

ブランコと物干しベランダの扉

書斎の隣には、なんとブランコが……右手の扉は、物干しベランダに出る扉です。

昔の建物というのは、結構狭いものです。洋館の雰囲気、小道具など、インスピレーションを得る部分が多くて、とてもいいです。なんといっても、かつては実際にここで人が居住していた。その名残というか、空気というか、そういうものを直に感じられつつ、いい感じに時間が流れて生活臭さが浄化されて古美術的な飴色の雰囲気に昇華しているというか、何言っているんだか段々支離滅裂になってきましたが、とにかくオススメですね。

駐車場は、最初の一時間は無料だったかな。結局一時間は過ぎたので100円になりました。
……とまあ、ここまでは良かったのですが、……やっぱ慣れない街は車で走るのはツライ。どこかで夕食にしようと、流して走っていたら、……道に迷いました。間違って駅の東側に出てしまい、西側に戻れなくなってしまいました。あちこちやたら迷走して、時間がおしてしまったので結局燃料を入れて車を返すことにしました。
ミニ白神を歩いたことより、車の迷走の方が遥かに疲れたような気が……
もう暗くなりかけですし、真っ直ぐ宿に帰ればいいところですが。あえてちょっと遠回り。
富田の清水、に行ってみました。とみたのしみず、ではなくとみたのしつこ、と読みます。
紙漉町にある、名水100選の水だそうです。名水百選の水というと、利尻の甘露水と羊蹄山麓の京極の名水なら飲んだことありますけど。てか京極の名水は、コンビニで簡単に入手できますし。
インターネットで検索すれば、ぼろい小屋のような写真が見られると思います。まさにそれが、道の脇にあります。門も扉もありませんので24時間中に入って水をくむことができます。あ、駐車場はありませんので。
なお、ほんの20メートルくらい行ったところに、似たようなぼろい小屋があります。こちらは御膳水と呼ばれているようです。すぐ近くですから、同じ水なんでしょうけどね。ただ、くむという観点からいうと、くみにくそう。
で、富田の清水の方で、用意しておいた空の350ミリリットルペットボトルに水をくみました。ひしゃくが置いてあるので、それで流れ落ちてくる水をすくいます。
後で水を飲んでみて……普通の水です。普通においしいですよ。生水なので、早めに飲むか、過熱してから使いましょう。
夕食は結局土手町の繁華街へ戻り、カルビ定食と、馬刺しを食べました。馬刺しは、昼に食べた鹿肉とは違い、霜降りです。赤身の赤さなら決して負けてはいないのですが。
というわけで、この日はこれでおしまい。宿に入って、ちまちま富田の清水を飲んでいました。


岩木山神社(青森)家紋刺繍クッション



■【マタギ飯のもと】 マタギ汁セット



鹿刺



倶知安名産・シコシコ・プリプリ豪雪うどん&京極の名水セット


【人気ブログランキング】郷土料理といえばじゃっぱ汁も食べたかったですけどね。冬の料理だし。



メイド服、巫女衣装で萌える?

テーマ:東北旅行 - ジャンル:旅行

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