ドサ日記 雑草帝国の辺境

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トリノ閉幕。祭のあと。勝ちの価値とは?勝利至上主義を斬る!

この記事は「ドサ日記」と「駒苫を斬る!」両方に全く同じ文章で投稿されています。

トリノ五輪は閉会式が行われ、冬の祭典が終わりました。
選手、スタッフの皆様、おつかれさまでした。
トリノオリンピックで勝利至上主義について改めて考えさせられました。
日本は色を問わず5個のメダル獲得を目標として掲げていましたが、その結果は……荒川静香選手の女子フィギュアスケートシングルでの金1個。
メダルの数に関していえば目標にほど遠い惨敗でした。

そりゃースポーツであっても囲碁なり華道なり他の分野であっても、大会に出場するからには勝たなければ意味がありません。勝つために出場しているのでしょうし。
勝利が最高です。
でも、勝利至上主義が行き過ぎると、往々にしてしょーもない弊害が起きてくるわけですね。
ドーピングであったりとか、ナンシー・ケリガン殴打事件とか、行き過ぎた野球留学生勧誘とか、学校ぐるみの不祥事隠蔽とか、5連続敬遠とか、マスコミのメダル偏重報道とか。あるいはお金で人の心を買うとか、会社の時価総額を上げるために強引な企業買収をしたりとか。
ただ単に「勝つ」ことに意味があるのなら、わざわざ過酷な(例えば)フィギュアスケートなんかやらなくてもいいでしょう。ジャンケンなりちんちろりんなり人生ゲームなり黒ひ○危機一髪なり、他にも、肉体的にも楽で多額の費用もかからない勝ち負けを競えるジャンルはいくらでもあるのですから、そちらで勝てばいいのです。
「なぜ、あなたはちんちろりんではなくフィギュアスケートをやっているのですか?」
と問いかけられて、明確に回答できるでしょうか?
フィギュアスケートを通じて、自分がどこまでできるのか高めたい、とか、素晴らしいジャンプやイナバウアーで見る人に喜んでもらいたい、とか、その人なりの理由が何かあるはずです。理由が無い人は、そのジャンルで伸びるのは難しいはずです。
どうしても勝ちたいなら、伸びるかどうかも確約が無いツライ練習をするよりも、他の選手を殴打して足を折ったり、食事に毒を混ぜて大会当日に滑れなくさせたりすれば、確実に勝てます。極論ですが。
そうやって得た勝利、嬉しいでしょうか。何の意味があるでしょうか。国から多額の報賞金が出るというのなら嬉しいと思う人もいるかもしれませんが。それはお金が嬉しいのであって勝利が嬉しいのではないはずです。

勝利というのは、その選手によって相対的なものではないでしょうか。金銀銅メダルは勝利の目安にはなるけど、絶対ではないのではないでしょうか?
「なぜ、あなたはちんちろりんではなくフィギュアスケートをやっているのですか?」
という問いに対して回答となるようなプレイができれば、その選手的には勝利だと思うのです。
チームの大黒柱のエース投手にしてみれば、自分が投げて抑えてチームが勝って、はじめて勝利といえるでしょう。怪我で苦労してやっとベンチ入りした選手にしてみれば、代打で出場して三振し、チームが負けたとしても、自分なりの答えが見つけることができればそれでも勝利かもしれません。

スポーツだけじゃないです。現実社会においても勝ち組、負け組という言葉が一般的に浸透し、お金さえ儲かれば何をやっても勝ちという価値観が蔓延している感じがします。
ライブドアだけじゃないと思います。確かにホリエモンは勝利至上主義の象徴的な人ですが、あくまでも象徴。社会全体がそういう流れに流されていて、決してホリエモン一人を批判できないはずです。

「頑張った人とそうでない人とで、結果に差が出るのは当然だと思います」
以前にホリエモンがこんな発言をしていました。勝利至上主義を端的に言い表した名言だと思います。そりゃその通り。
でも。逆は真ですか?
逆に言えば結果が出ない人は頑張ってない人。つまりホリエモンは頑張りが足りなかったということです。
トリノオリンピックで惨敗してメダルを取れなかった日本選手は努力が足りなかった。
もちろんそういう一面は厳然としてあるでしょう。でもそれだけ、と断罪してしまうナッシングオアオールの考え方は残念ですね。

私自身、たいした頭が良いわけでもなく、そういう意味では「負け組」の方に入ると思うのですが……頭が悪いからこそ、勝利至上主義に対する考え方もきちんと自家薬籠中のものにしているとは言い切れず、文章としてもまとまりがイマイチで上手く表現できていないかもしれません。勝利至上主義サイドの頭のいい人から見ればツッコミどころ満載かもしれませんが。
それでも私は、往々にして行き過ぎる傾向のある勝利至上主義について好きにはなれないのです。
別のところでも述べていますが、勝つことよりも勝ち続けることの方が断然難しい。そして究極的には、勝ち続けることは不可能。いつかは必ず負けます。大切なのは、単に勝つことだけを追求することよりも、負けた後にどう立ち直るか、なのではないかというのが私の持論です。
……いやもちろん私自身はその持論を地で実践していませんけどね。だってそれは難しくて、誰にでもできることではないですから。だからこそ、それができた人は素晴らしいのです。

結果は結果として反省しなければならない面もあると思いますが、選手、スタッフのみなさま、改めてお疲れさまでした。

メイド服、巫女衣装で萌える?

テーマ:トリノ五輪!! - ジャンル:スポーツ

コメント

こんにちは。
興味深いエントリだったので、コメントさせていただきます。

スポーツにおいて「過程」と「結果」はまったく別次元のものです。
「過程」は自分の中にあるもの。
「結果」は他者との係わり合いで得られるもの。
自分がベストを尽くしても相手がそれを上回れば負けるときは負けるわけですから。

「結果」は他者から見て賞賛しやすいものです。
一方、その「結果」に至る「過程」はなかなか外には見えてこないものですから、他者から評価されにくいでしょうし、そもそも他人が評価すべきものではないのかもしれません。
いわゆる「勝利至上主義」というのが、「勝者を讃える」というものであれば、それは非常に健全なものだと思います。
「勝利」というわかりやすい「結果」をまわりが評価するだけならば。

「努力したものが必ず勝つとは限らない、だが勝った者はみなすべからく努力している」(どっかの漫画の受け売り)
努力しているのはみな当たり前で、そこは他人からどうこう言われる部分ではないはず。
だからこそ周囲はその「過程」ではなく「結果」で評価すべき、というのが私の考えで、同時に「結果」は評価すべきだが、その評価は「過程」まで否定するものではあってはならない、と思うのです。
「結果」の評価、と言う意味では「勝利至上」というのはまったく問題のない考え方でしょうし、その一方で「過程」までひとくくりにして「勝利至上」を強要するのは行き過ぎと言うよりか、むしろ混同なのだと思います。

自分のblogではこの話題とはちょっと違いますが、「そもそもトリノ五輪は『惨敗』だったのか」という観点でトリノの話題を取り上げてみました。
TBしておきますので、ご一読いただけたらと思います。
長文失礼いたしました。

  • 2006/02/28(火) 18:55:34 |
  • http://blog.goo.ne.jp/front-octopus |
  • front-octopus #-
  • [ 編集 ]

front-octopus さま

お世話になっています。コメント、トラックバックありがとうございます。
メダルの数という結果に関していうならば、目標が5個であったからには1個は惨敗だったと私は思います。これが、外国のメディアが分析していたように、目標を最初から2個とかに設定していたなら惨敗ではなかったと私は考えます。他の人が1個という結果をどう思うかは分かりませんが。

メダルの個数という結果は結果として、その過程というべきか日本選手のプレーについては、とても健闘していたように私の目には映りました。

勝利は「最高」ではあるけど、それが「全て」ではない、というのがとりあえず現時点での私の価値観なのかな、と思った冬季五輪でした。

  • 2006/02/28(火) 21:26:31 |
  • |
  • 賢木 #-
  • [ 編集 ]

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