メイド服、巫女衣装で萌える?
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某所企画について
ここでは、そのことについて自分の考えをまとめるためのブレストです。
引退したい理由
●ユーザーが気に入らなくなってきた。
・以前にいた良いチャットメンバーであるユーザーが、ツイッターに移っていったのとリンクする形で、企画からも離れ気味。
・逆に、嫌なユーザーが定着しつつある。実力はあるけど粘着質な人。実力も乏しいが主観的すぎて自分の意見の押しつけが強い人、実力も無いけど実質三行弱くらいの駄感想量産の人、とか。
・その他のユーザーも、ルールを守らないとかモラルが下がってきた。ルールをよく読まず、途中改稿したり。人気作品にばかり群がって、感想少ない作品に積極的に落とすという力学が働かなくなってきた。
●運営が気に入らなくなってきた。
・TさんやRさんがいた頃は全盛期で、運営もほぼ万全だった。でもその二人が引退して、運営の質が落ちた。
・準備段階の手順も悪い。だからアンチが荒らしに来る。運営ブログとかFAQとか、更新する部分は多々あるはずなのに、何もやっていない。
・感想を落とさない。かつて運営が一人だった頃は、感想少ない作品に積極的に落とし、複数になってからは分担して全作品に感想落とすようになった。現在は運営メンバーはほとんど感想を落とさない。
・きめ細かさが無く、何もしない。結果発表完全版にお礼を書いても、レスが無い。途中改稿というルール違反があっても対処せずスルー。掲示板に質問が来ても、レスが遅い。集計などもミスが多かった。高得点が出ても報告もしない。運営者の一人がチャットでルールを謝って話したり。
・Sさんが今回限りで引退してしまう。TさんやRさんがいた頃からのメンバーだったSさん。企画の発案から質問への回答、そして感想を制覇と、一人で孤軍奮闘という感じだった。そのSさんが引退したら、残ったメンバーは不安だらけ。ある程度あてになりそうなのはIさんくらいか。質問者に対する回答もまともにできず、荒れることが予想される。そのIさんも今回回答の時に重鎮Mさんを全否定して怒りをかってしまったし。
●企画自体の魅力が少なくなってきた。
・上記のような理由もあって、TさんRさんが引退した時がピーク。その後、冬に、ユーザーの意向を無視する形で強硬した長編企画からは下降線。今では作品数はピーク時の半分。じゃあ感想が増えるかというと、感想数は、あまり変わらない。通常短編よりは平均すれば多いけど、質があれだったり、人気作ばかりに群がる現象で少ない作品が取り残され感だったりするので、盛り上がりに欠ける。
・企画開催時期をヘンに移動させる影響もあるが、後夜祭が盛り上がらない。以前は熱心に感想返しをする傾向があったが、今では無い。期間内感想にはきっちりレスするが、期間外感想はスルーされることすらある。
・ちょっとマンネリかな。毎回、枚数が足りないという意見は出る。それでいて決められた枚数で書ききれない。んで、無理矢理長編企画やったけど、それでもやっぱり足りない時は足りない。なんだかなという感じ。で、25〜50というオーソドックスなのは、もう飽きてきたかな。大したものも書けないし。ヘンに短編尺向けの作品ばかり書くと長編が書けなくなりそう。お題も、文字列で盛り込むのが多く、またアンケートで選ぶからヘンに無難すぎるのが多く、面白みが足りない。
・投稿室の仕様とか、ルビ機能とか、読者対象とか、制覇狙いが存在することにより弾きがきかないとか、企画向けオンリーの作品になりがち。公募に転用が難しい。
・負担が大きい。事前のアンケート、執筆、作者レス、感想書き、感想返しなど、けっこう負担が大きい。時間と労力削られて、これでは他の執筆ができない。
・そもそも某所の鍛錬自体に、もはや疑問。U氏がツイッターあたりで言っているし、A氏あたりも似たようなことを。某所は初心者の頃は、感想をもらえて良いけど、公募を狙うとなると、役にも立たないような感想にも対応しないといけないし、感想返しの手間など考えるとデメリットも多い。信頼できる人をみつけて、その人に直接感想をもらう方があてになる。まあ、その場合、馴れ合いが怖いですけどね。
他にもあるかもだけど、こんなところですかね。
じゃあ逆にメリットはというと。
締め切りまでに完成させるというクセがつく。
テーマとかお題とかの縛りで、普通ならかんがえつかない発想ができる。
ぐらいかな。
交流は、さほど広がらないし。
馴れ合いなしで素直な感想、というのも、どうだか。
そもそも予想の範囲内くらいの感想しか、最近は無い。
とりあえずブレストとしてはこんなところ。
Hさんがあちこち迷走しているように、私も迷走するのかな。
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電卓を買った
たしかに携帯電話にも電卓機能はありますが、使いにくいし、電池がもったいない。
ということで、新しく買うためにホームセンターに行きました。

買ったのはコレ。シチズンの10桁電卓。HDE1060Q
税込み197円でした。
コンパクトタイプですが、10桁の割には他のやつより随分安い。
シチズンですし、たぶんちゃんと働いてくれると思います。
まあ、万が一壊れても200円弱なので、その時は諦めて新しく、少し高いのを買えば良いということで。
表示画面やボタンなどはコンパクトタイプのため小さいのですが、それは織り込み済みということです。
すぐに壊れなければ、地味に良い買い物ができたと思います。
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京都大学の入試問題。国語から
そんなこんなもあって、入試問題の国語文系をのぞいてみました。
大問四角1の文章が、なんか、今の巨大大地震が起きた現状における、私などの生き方の参考になるかな、とか思いました。
きょだいおおじしん、って、大がかぶって頭痛がイタイ文章だろ、とかいうツッコミは無しで。
問題文は長田弘さんの『失われた時代』という人生論随想なのですが、その中での、ロシアの作家レオニード・レオーノフの『穴熊』という長編小説からの引用です。
だから、『穴熊』を読んだ方が早いのですが。
ロシア革命期の老いた帽子屋が、生涯一日に一つの帽子を作り続けた、というもの。
帽子屋は動乱の時代にあって祖国を救いもしなかったし、血も流さなかった。ただ、日々帽子を作り続けた。
自分の生き方を貫いた、ということ。
確かに今回の地震に際し、私など、被災者じゃない人はどう行動するのか。
ボランティアに行くとか募金をするとか、ツイッターでなんかするとか、あるいは被災者のことを思って落ち込むとか、こういう時だからこそと言ってバカ話をして笑ったりエロ話をする人、まあ、色々あると思います。
その中で一つの選択肢として私が選ぶのが、「特別なことは何もせず、普通に自分のことをして生きること」というのです。
「ブログで地震のことを書いているじゃねーか」というツッコミもありそうですが、こうやってブログを書くのは、私にとって日々の普通の生活です。今までも、このブログでは防災というカテゴリを用意して折りに触れて特に地震のことを書いてきていました。
こちら本家ブログは、最近は更新が滞っていて、ウラの方で熱心にやっていました。
今は、ウラよりもこちらの方を使うのが的確かと思い、使っています。
私は自分のポリシーを持って、いつも通りの記事を書いていきます。
アホな話やエロ話もあるかもしれません。
『穴熊』すごいですね。
アマゾンで検索したけど、日本語で読めるのは、無いかも知れない。
エライ人には分からないかもしれないけどこういうときにアニメは偉大だ、というような意見はあちこちでちらほら見られましたけど、小説だって偉大だと思います。
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本の仕分け
まあ、確かに地震が来たら、簡単に崩れるような感じだったので、タイミングということで、事業仕分けならぬ本仕分けをやってみました。
あんがい。
いらない本は多いものです。
とりあえずすっきりしました。
で、やっていて気づいたのですが、読んでいない積ん読本が思ったよりも多い。
なんとかせねば。
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テーマ:日記というか、雑記というか… - ジャンル:日記
今年こそ、プロ野球生観戦したい
高校野球なら、最近は毎年なんですけどね。
大学野球は、神宮球場で一回あります。
で、大学時代は東京にいたから、その気になればプロ野球でもJリーグでも大相撲でも、観ようと思えば観ることができたのですが、……当時はプロ野球はこれといって好きなチームが無かったので。一回、東京ドームには行ってみたかったのですが。ドーム球場というのがまだ珍しく感じたので。
それより、当時人気のあったJリーグや大相撲を観なかったのは、失敗だったように思います。
まあ、過ぎたことはいいとして。
今は、北海道日本ハムファイターズという、地元チームがあります。
わざわざ札幌まで行くのも大変だし、お金を払って観るのもなあ、と二の足を踏んでいた部分があるのですが。
ツテで年間シートというのがありまして、1試合だけならうまくいけば回してもらえそうなのです。
引っ越したので、移動も少し便利になったし、チケットもタダで入手できる。
これなら条件は整いました。
今年はダルビッシュ投手が残る最後の年になりそうですし、斎藤佑樹投手も入団したし、中田翔選手も飛躍しそうな気配もありますし。あと、北照高校出身の植村投手なんかも伸びてきそうですし。
といっても私が見に行ける年間一試合で、ダル投手や佑ちゃんが必ず出るとは限りませんが。いずれにせよ、今年が最大のチャンスです。
というわけで札幌ドームでの年間予定表とにらめっこ。
まず、平日は無理。行けるのは土日。帰りの移動を考えたら、デーゲーム。できれば土曜日がいいです。
んで、昨日の大地震の影響で、3月4月あたりはどうなるのか不透明です。
そもそも、3月4月5月は自分自身が忙しいので、見に行く余裕は無さそうです。
で、9月に関しては、優勝争いをしていたら、盛り上がって、土曜日の試合は混みそうです。
初めて行く札幌ドームのプロ野球観戦で、あまり混んで窮屈なのは勘弁かな、と思います。
そもそも土日は、9月24日、25日のオリックス戦しか無い。しかも土曜日はナイター。
シーズンのどん詰まりですから、日曜日のデーゲームは混みそうです。
もし仮にチームが優勝争いから脱落していたら、まあ、三位以内のクライマックスシリーズ争いもありますけど、消化試合だと初めて観るには割に合わない。ということで9月もボツ。
ということは、残った選択肢は六月七月八月。
六月の土日は、ベイスターズとの交流戦のみ。しかも11日土曜日はナイトゲーム。
となると残るは12日日曜日だけど、交流戦って、やっぱり混むんじゃなかったっけ。あまり観られない試合だし。エースが登板する可能性が高いし。
七月は、15日、16日の埼玉西武戦。土曜日のデーゲームは14時からなので、これは良いかも。
ただ、ネックは、7月15日って、たぶん、高校野球北北海道大会の開幕日じゃないのかな。
そこが引っかかるけど、まあ、他に良い日が無ければ、スタルヒンは諦めるしかないかな。そもそも開幕日は混むし。
八月。お盆の土日である13、14のソフトバンク戦はパスかな。お盆休みに出かけたくないです。移動が混む。たぶん球場も混む。家でお墓参りもしなくちゃいけないし。
だとすると20日、21日のオリックス戦か。このへんって、甲子園の高校野球が佳境なんですよね。どっちにせよ甲子園までは行けないから、テレビかラジオ観戦ですけど。
ただ、8月下旬を第一候補としちゃうと、抽選で外れた時に、他の試合を再選択できないわけです。こりゃ困る。
ということで決定。
●第一希望:7月16日土曜日14:00の埼玉西武戦。
もしこれが抽選で外れてチケットゲットできないよと言われた場合、
●第二希望:7月17日日曜日13:00の埼玉西武戦。
にしてもらうようにする。できるのかな?もし、これもダメな場合は、
●第三希望:8月21日日曜日13:00のオリックス戦。
●第四希望:8月20日土曜日15:00のオリックス戦。
なぜ第三希望が日曜日かというと、試合開始時間が早いから。
この四つがダメだった場合、今年は諦めます。まだ来年以降にすればいい。
仮に13:00開始の場合。
10:30分くらいに札幌駅に到着するようにすると良いかな。
地下鉄さっぽろ駅から福住駅まで約15分。福住駅から札幌ドームまで徒歩10分くらい。
11:00くらいには札幌ドーム最寄りの地下鉄駅福住駅に到着するようにして、昼食にラーメンでも食べて、12:00くらいには球場に入るようにする。
試合が3時間とすると、16時に終了。球場を出るまでに30分くらいかかるとして、その後、近所でまたラーメンでも食べてから、さっぽろ駅まで移動。
19時くらいの電車に乗れるかな、といったところ。
試合開始が14時バージョンだと、一時間遅れるから20時の電車。15時試合開始バージョンだとさすがにきついので、ラーメン食べるひまとか無さそう。
福住駅からドームまでの間のラーメン店を二軒くらい、事前に調べておこう。
まあとにかく、早く地震からの復旧を果たして、プロ野球がきちんと開催されたら、の話なんですけどね。
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平成23(2011)年東北地方太平洋沖地震。宮城北部で震度7
今年に入ってから、ニュージーランドでも大きな地震が起き、日本人留学生が多数巻き込まれました。
3月10日には、中国雲南省で地震が起きて大きな被害が出ているようです。
そして本日3月11日。
地震大国である日本で、大きな地震が起きました。平成23(2011)年東北地方太平洋沖地震です。
マグニチュードは気象庁が当初の発表から修正して、8.8だそうで、日本の観測史上では最大級らしいです。阪神大震災はM7.3なので、その約180倍の地震エネルギーの大きさだそうです。ちなみに、アメリカの機関の発表では、今回の地震はM8.9だとか。
1900年以降の地震としては、世界で5番目の大きさとみられるようです。
震度は宮城県北部で、7。地震が起きた直後に7という数字が報道されていたので、もう余程だったのでしょう。阪神大震災の時だって、随分後になってから、酷い所は7だった、というふうに修正されたものでした。
震度7が観測されたのは、新潟中越地震以来らしい。
その他、東北、関東の広い範囲で震度6弱とか6強とか。
これ、一番大きい被害が出ているのが宮城県でなかったら、首都大地震と呼称されていたかもしれないレベルじゃないでしょうかね。
東日本ほぼ全域といってもいいくらいの、被害範囲の広さ。
そして、もっと広い範囲に被害を及ぼしているのは、津波。
四面環海の国である日本は、地震というとどうしても津波がセットとなります。
北海道から徳島あたりまで、大津波警報が出ました。
また、環太平洋のほぼ全域、メキシコとかパナマとかチリとかまで含めて、津波警報が出たらしいです。
さて、今回は広い範囲にわたって、津波を含めて大きな被害の地震です。
安否確認が必要となります。
電話がつながりにくくなるのは、いつものこと。
今回私が注目したのが、ツイッター。
今まで、大きな地震が起きた時には、まだツイッターが存在していなかったり、普及していなかったり。
で、今回。
ツイッターが案外頑丈で、地震にもメゲずにきちんと機能していて、これはアカウントを知っている同士の安否確認に使えるようです。
たとえば、友達が100人いる場合、100回電話をして連絡を取り合わなければならない。そりゃ回線も混乱します。
でもツイッターに一言「無事です」と投稿さえできれば、100人の友人は、手がすいている時間にそれを確認さえすれば良いわけです。
なるほど、上手く使えば便利そうですね、ツイッター。
実際、私としても、宮城県の知り合いの安否は気がかりでした。知り合いといっても、ネット上でのことですけど。
お二人とも、ツイッターで無事を報告しておられて、一安心でした。
その他、関東地方の人も、次々とツイッターで無事報告をしたり、「○○さんの発言がまだ無い。大丈夫だろうか」と発言を心待ちにしたり、という光景が見られました。
ちなみに私はというと、誰からも心配されていません。
住んでいる地域が、ということもありますが、仮に宮城県に住んでいても、たぶん私の名前を出して心配する人はいないだろーなー。
べ、別に、心配してくれだなんて言っていないんだからねっ!
しかし。
ツイッターの長所が見えた反面、残念な欠点も見えました。
デマの拡散です。
関東大震災の時もそうでしたが、大きな地震が起きたら、デマが流れて、混乱に拍車をかけてしまいます。
関東大震災のような大正時代だったら、通信手段が限られているので、デマが広がる速度にも限界がありました。
だが、ツイッター。安否確認で有用ということは、情報拡散能力が大きいということで、良い情報だけではなく、デマもまた、すごい勢いで拡散してしまうようです。
もちろん、情報を受け取る側が、鵜呑みにせず、落ち着いて取捨選択するのが必要です。
と、同時に、よかれと思ってやる拡散が、むやみやたらと社会不安を煽ってデマの被害を広げます。
こういう時に一番大事なのは、落ち着くことですね。
落ち着いて行動すれば、道聴塗説に惑わされることもないはず。
とにかく、被害が少なく済んでほしいものです。
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ゲームブック『展覧会の絵』
流行った期間は非常に短いのですが、結構好きでした。
どの作品がナンバーワンか、という話になると、絶対に出てくるのが、ソーサリーシリーズと、ドルアーガの塔シリーズです。
確かに両方とも名作であることは論を待たないのですが、両方ともシリーズであり、ソーサリーは全4冊、ドルアーガは全3冊です。
私としては、単発作品であり、様々な理由から優れている『展覧会の絵』がナンバーワンであると思っています。
かつてあったウォーロック誌でも、人気投票で一位だったはず。
その理由を述べることで、展覧会の絵の魅力を語ってみたいと思います。
・まず、一冊できちんと物語が終わっている。だから金額的にも安くて済むし、531という項目数も本の厚さも丁度良いベスト。
たしか、当時の金額で500円だったはず。当時は消費税はありませんでした。社会思想社のファイティング・ファンタジーシリーズは、400項目で480円が一般的でした。
そう考えると、項目数の割には値段は良心的。
項目数が少なすぎると物足りなくなりますし、逆に700とか800とかになると本は厚くなるしその分値段も高くなるし、内容的にも飽きて中だるみして、戦闘シーンなんかは飛ばしてしまうことも多くなってしまいます。中盤以降は相手の数字を見れば、勝てるかどうか、ある程度読めてしまうんですよね。
展覧会の絵は、丁度良い長さでした。
・本文前のルールが無い。ルールがシンプル。
普通のゲームブックでは、どうしても、本文の前にルール説明があります。特に戦闘と運試しです。
サイコロをふって判定をする。必要なのは分かりますが、早くプレイを始めたいところへ、説明を覚えるのは面倒です。ファイティング・ファンタジーシリーズのように、基本ルールが同じならば、ルールをすっ飛ばして始めることもできますが。ソーサリーやドルアーガのようなシリーズものなら、第二巻以降はルール読まなくても大丈夫でしょうけど。
そもそもソーサリーの場合、魔法使いとしてプレイする場合は最初に巻末にある48種類の魔法を覚えなければならないのも厄介です。
そこへくると展覧会の絵は、ルールらしいルールが冒頭にありません。「これから、あなたの冒険が始まります」的な注意書きがちょっとあるだけです。
といってもゲームブックですから、ルールが無いわけでもなく、戦闘もありますし、サイコロをふることもあります。
基本的なルールは、一枚目の絵である第一章の最後あたりで説明されます。
そのルールも非常にシンプル。真の楽師の琴の三種類の歌の数が体力値などの代わりに使われます。弦の色の歌はゼロになったらダメで、他の二種類の歌はゼロになるまではオーケー、というのがちょっと複雑といえば複雑ですが、せいぜいその程度。
あとは、宝石を集めて、最後に点数を計算するところが、ちょっと厄介か、といった程度です。
ルールのシンプルさ、が展覧会の絵の大きな魅力です。
和製ゲームブックは、どうしてもルールが複雑化する傾向がありました。確かにファイティング・ファンタジールールはシンプルすぎてバランスが悪い、という指摘もあったのはあったのです。だが、戦闘ルールをはじめとするルールが複雑になると、最初のうちはきっちりしていて面白いのですが、すぐ飽きるんですよね。サイコロをふって複雑な計算をするのが面倒になる。それだったら、確かにコンピュータにサイコロをふらせる方がマシです。和製GBのルールの複雑化、というのは、ゲームブックのその後の急速な衰退の原因でもあったと思うのです。
・双方向と一方通行の両方を、上手く使い分けている。
大抵のゲームブックは、どちらか一方だけです。
双方向は和製に多いものでした。隅から隅まできっちり網羅しないと気が済まない日本人タイプなのでしょうか。
双方向の良いところは、好きなところへ全部行けるので、本として、項目の無駄が少なくて済みます。
短所としては、慣れていない人にとっては迷うこと。迷路ばかりが多くなって、実際に実のある項目が減ること。物語としての進捗があまり感じにくいこと。同じところを通った時の扱いが、どうしても難があることなどがあります。キーナンバー方式を使って、同じ場所で同じ敵が二度出てこないようにしていることもありますが、項目は無駄に増えるし、キーナンバー管理が煩雑です。
双方向タイプでは、すごい立体迷路とか出てきたりもしましたが、基本的にゲームブックって、迷路って楽しみどころではないんですよね。単なる面倒なだけの障害であって。
一方通行だと、どのへんまで進んでいるかが、ある程度分かりやすかったりします。スローベン・ドア4つのうち、2つを抜けたとしたら、約半分くらいかな、とか。
一方通行の欠点は、本として項目の無駄が増えてしまうこと。
一つ道を間違えて必要なアイテムなどを取り損なったら、また最初からやり直しになるため、二度目以降のプレイに飽きが出ること。
展覧会の絵では、全体としては10枚の絵を、一つずつ順番に進んで行きます。逆に戻ることはないので、進捗状況は分かりやすいです。
一つ一つの絵の中では、双方向のものと、一方通行のものがあります。チュイルリーの庭とか、バーバ・ヤーガと鶏の足の上の小屋なんかは一方通行で、こびと地の精やカタコウムなんかは双方向。古城なんかは双方向だけど、同じところへは行けないので一方通行的でもあります。
そういえば第一回ゲームブックコンテストで、努力賞だかに入選した高校生だかの作品は、双方向と一方通行を上手い具合に使い分けていたらしく、その部分は評価されていました。
・ゲームとしてバランスが取れていて、完成度が高い。
これは展覧会の絵の長所としては、案外見落とされがちな部分です。
経験値を稼いでレベルアップする和製作品などは、後半に行くと、大抵の敵が単なるザコになってしまったりします。ドルアーガシリーズでも第一巻はきっちり管理されていました。意図的な無限アップ可能箇所を別として。しかし第二巻以降は、特に金貨を出しすぎてしまい、完全にインフレになっていました。どうやって持ち運んでいたのやら。
ファイティング・ファンタジーシリーズの場合、主人公の能力値によっては、かなり難易度が変わってきそうです。技術点が高くて12とかだと、大抵のゴブリンとかの敵って、ノーダメージで簡単に勝ってしまう。逆に最低の7とかだと、そこらのザコモンスター相手でも苦戦は必至。体力点の消耗が激しくなります。サイコロの目が悪くても、上手く選択肢を選べば大丈夫、ということになっていましたが、実際には厳しかったですよ。
そこへくると展覧会の絵は、三種類の歌もバランス良く消費するようになっていました。選択肢を上手く使えば、歌の数が少なくても充分にクリア可能だったはず。また、途中で宝石を取り損ねたとしても、ある程度ならば大丈夫なようになっています。
一般的な、サイコロをふり合って体力点を削って行って死ぬまで繰り返す、というゲームブック定番タイプの戦闘シーンが無いからこそ、のバランスでした。
・文章、ストーリーが秀逸。
これこそが、展覧会の絵の最も顕著な長所でしょう。
そもそもゲームブックって、小説とゲームが合体したもの、だったはずです。
しかし翻訳物などは、文章が坦々としていて無味乾燥で、物語的な面白さは稀少です。
和製の場合は、文章はそれなりに書かれていて、単なる分かれ道パラグラフなど以外は、きちんと台詞や情景描写などもあるにはあります。
ただ、双方向だと、同じ場所を通ったら、何回も同じ文章を読むことになっちゃいます。
迷路が多いため、東へ行くか西へ行くか北へ行くか、だけの選択肢も多いし、キーナンバーの数値を問う選択肢も多いので、あまり文章やストーリーを楽しむところまでいかないというのが実情でした。どちらかというと、戦闘ルールが複雑だったキーナンバー集めをしたりして、物語よりもゲーム性に重きを置いていました。
展覧会の絵は、和製ゲームブックの中でも、情景描写などの文章は特に優れていました。
そして、物語性です。
記憶喪失の主人公。わけの分からない世界。その謎が、物語の進行とともに少しずつ明かされて行き、最後は感動のグランドフィナーレ。
ゲームブックは多数あり、その中でゲームとして面白いものも多数ありました。
しかし、小説とゲームの合体でありながら、小説として文章、物語が面白いと思えるゲームブックは、恐らく展覧会の絵が唯一無二ではなかったでしょうか。……ああ、『送り雛は瑠璃色の』が、小説重視異色作品として、ありましたかね。
・世界観、雰囲気。あとイラスト。
もちろん他のゲームブックにも世界観や雰囲気はありますけどね。
展覧会の絵の場合、その世界観や幻想的な雰囲気が、既存のゲームブックとは明らかに一線を画した独特なものでした。
ゲームブックはどうしてもゲームということで、モンスターとの殺伐とした戦いがあり、ゴブリンとか出てくるものが大半でした。だから、割と雑然とした中世西洋的な異世界を舞台としていました。
展覧会の絵は、どこともつかぬメルヘンチックな世界観。モンスターとの戦闘よりも物語の進行がメインです。まあ、ミノタウロスとの戦いとかもありましたけどね。
イラストは、当時売り出し中だった米田仁士氏。復刊版では別の人です。
結局のところ、作者本人のどこかで仰っていましたが、本作品の魅力は、ムソルグスキーが作曲した『展覧会の絵』という曲の魅力に大部分を負っている、と。
それは、まぎれもなく事実でしょう。
ゲームブック版展覧会の絵も、あとがきに言及があったように、ムソルグスキー原曲のアレンジの一つなのです。アレンジは多数存在しますが、充分に優れたアレンジだったのではないでしょうか。
そんなこんなで、ゲームブック展覧会の絵は名作です。
展覧会の絵のような名作ゲームブックをもっと沢山読んでみたかったところです。
創土社で復刊されているようですが、新書版になって、値段も高いのが難点。
その上更に、復刊されたのが数年前なので、今では本屋に行っても復刊したものを見つけるのも難しいです。
ドルアーガなんかは、二巻までは復刊したけど、三巻は復刊していないらしい。……一、二巻の売り上げがイマイチで、三巻までは出せないということなのでしょうか。
創土社では新しいゲームブックも良作があれば出す、とのことですが、現実にはもう、そういう復刊以外ではゲームブックが刊行されることもないでしょう。
ゲームブック展覧会の絵は、旧版でプレイして、その後復刊版も買ったのですが、今ではいずれも持っていません。
でも音楽として展覧会の絵は、今でも好んで聴きます。
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『ムソルグスキー:展覧会の絵 5態』オムニバス(クラシック) (アーティスト), ムソルグスキー (作曲), ショルティ(サー・ゲオルグ) (指揮), レオポルド・ストコフスキー (指揮), エルガー・ハワース (指揮)他ユニバーサル ミュージック クラシックAmazon.co.jp
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